2012年3月8日(木)に実施した
「ワーク&ライフ・インターン 卒業式」についてのレポートをお届けします♪
会場は、株式会社アゴス・ジャパン様の教室をお貸しいただきました。
ありがとうございます!
●ワーク&ライフ・インターンとは?●
人生の先輩家庭で[ 働くこと]&[家庭を築くこと]をリアルに学ぶ、新しい形のインターンシップです。
人生のロールモデルと出会うことで、「なりたい自分」に近づくことができます。
⇒詳しくはこちら
●卒業式とは?●
ワーク&ライフ・インターンを実施して、今年大学を卒業して、社会人になる学生を送り出すための式です。当日は5人の卒業生が参加し、社会人になる準備を行いました。
また、スリールの後輩たちも、お世話になった先輩方を送り出すため、駆けつけてくれました。
●P.M.12:00 今回の会場に到着
今回は・・・
MBA・LLM・大学院・大学留学を目指す人たちのためのテスト対策、出願対策の指導専門校「株行会社アゴス・ジャパン様」の教室を借りて行いました。
前回の報告会の会場に引き続き、素敵な場所で、準備するテンションも凄く上がりました。
アゴス・ジャパン代表の横山さんには、卒業式の最後に学生へのメッセージをいただきました。本当にありがとうございます!
●P.M.13:00 卒業式スタート
【今回のプログラム】
●アイスブレイクタイム
●社会に出てから3年後の自分を考えるワークショップ
●プレゼン講座
●卒業式
●アゴス代表横山さんのメッセージ
●P.M13:05 アイスブレイクタイム~自己紹介ワーク~
まずは、6人ずつのグループに分かれて、自己紹介ワークをしました。
自分の興味・関心があること、自分が今まで経験したことのあるものを、出来るだけ多く書き出して、グループ内で共有し、自分が「どんな人間か」を簡単に知ってもらうというワークです。
昔からの友達でも、「初めて知った!」という内容があり、「なにこれ~こんなことやってたの?」というように、どのテーブルもとても盛り上がっていました。
「臭いフェチ」「蘭が大好き」「よさこい」などなど、面白いワードが飛び交っており、参加者それぞれの個性が光っていました!!
●P.M.13:40 「25歳の自分を考える」ワークショップ
社会に出ていく前に、これから3年間、何に力をいれていくかを明確にするワークショップを下記の構成で行いました。
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●学生時代を振り返る
●ワーク&ライフインターンを考える
●25歳の私を考える
●25歳の「なりたい私」になるための、自分プラン
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☆ワークショップの詳細☆
【学生時代を振り返る】
~大学時代に「自分がどんな経験を積んできたのか」を具体的に振り返る時間~
【ワーク&ライフ・インターンを考える】
~ワーク&ライフ・インターンを通して経験したことを考える時間~
【25歳の私を考える】
~「どんな部屋に住んでいる?」「どんな服着ている?」など、
25歳の自分の具体的な生活を、ワクワクしながら考える時間~
【25歳の「なりたい私」になるための、自分プラン】
~3年間で「やりたいこと」「やる時期」を細かく決め、
特に最初の1年間でやること・その方法を決める時間~
これから社会に出た時にも、自分の軸をしっかりと持てるように自分自身と向き合う時間となりました。
スリールの学生は、「ご家庭の方が仕事をする姿をリアルに見ている」ため、具体的なプランを想像することができていたようです。
ほとんどの学生が「結婚して子どもを産んで、でも仕事も続けて・・・」というように、両立を前提とした人生設計を立てていました。やはり、ワーク&ライフ・インターンを実施したからでしょうか。
「自分がしたいことを諦めない」
これは「自分らしく」生きていくために、重要な考え方だと思います。
いくら男女平等が謳われている時代であっても、「自分はいずれ会社をやめるんだ」というガラスの天井を作って、就職していく女性が多数派のように思います。
先入観で、それが「子どものため、家庭のため」だと考えている人が、私の周りにもいます。
しかし、本当は「周りの人」に頼っていい。
皆さんは専業主婦の方が、両立している女性より、子育てへのストレスが多いという事実をご存じでしょうか?
自分で抱え込まず、 「周りの人」にヘルプを求めて、母親自身も自分の時間を取ってもいい。
そのことで、子どもに対して120%の愛情を注げるようになるんだと、スリールの学生は実体験で感じているのだと思います。
そのため、仕事をしていても「周りの人」を頼りながら、自分にも子どもにも幸せな時間を過ごしていく夢を、躊躇なく描いている人が多いんですね。
最後に、ワークで描いた自分の3年後を話している卒業生の皆さんの顔は、本当に期待に満ち溢れていて、とても素敵でした。
私も2年後にこうなっていたいなぁと心から感じました。
●P.M.14:30 代表堀江による「プレゼン講座」♪
ワークで盛り上がったところで、社会に出てから必ず必要になる「プレゼン力」を鍛える講座を行いました。
「プレゼンは、日々の生活で何かを誰かに伝える時に必要な力」
会社のMTGの時などに、社員の前で自分のビジネスプランを発表するような、いわゆる「プレゼン」だけでなく、「自分の言葉によって、誰かに行動を起こしてもらう」
この過程が全て、プレゼンだということです。
このような新鮮な考え方に、今まで「プレゼンって、本当に難しそう・・・」と思っていた先入観を取っ払うことができました。
日々がプレゼン力を鍛えるチャンスです。そのことを意識して、これから人に「伝わる」ように「伝える」経験を積んでいきます。
周りの学生も、日々の中で「伝えていくこと」の大切さを知り、
ではどのように伝えれば、「人は動いてくれるのか」という話を真剣に聞いていました。
スリールは「人生を自分らしく生きていくため」の方法や心構えを、学ぶことが出来る機会を提供してくれて、自分にどんどん自信をつけていくことができる、素敵な場所だと思います!
●P.M.15:00 メインイベント!卒業式☆
ここでは、卒業証書を卒業生一人一人に渡し、今までのスリールへの思い、これからの決意などを語っていただきました。
卒業生のほとんどが、スリールに設立当初から携わっていて、スリールはこの卒業生の方たちに支えてもらっていたと言っても過言ではありません。
そんな、大きい存在である人達が社会に出て行ってしまうのは、心細いところもありますが、これから社会人になってからもメンターとしてスリールに関わってくれる人ばかりなので、これからもスリールの学生たちを温かい目で見守ってくれることと思います。
ここでは、ある卒業生の言葉で印象に残ったものを一言紹介します。
「大学生になりたての時は、世界を変えたいと思っていた。
でも、まずは自分の周りの人を幸せにすることが大事だということに気づいた」
「自分の周り」というのはきっと家族だったり、友達だったりするのでしょう。
自分が幸せじゃないと自分の周りも幸せにできない。
そして、みんなが自分の周りを幸せにすれば、自然と幸せの輪は広がっていくのではないのかなぁということを再確認させられる言葉でした。
皆さんの様々な思いを聞いて、共通して思ったことは、
「自分の軸」を持って、社会に出ていくのだなということでした。
代表の堀江も「みんなを社会に送り出すことになんの不安もない」という言葉を卒業生全員に送っていました。
●P.M.16:30 最後にアゴス・ジャパン代表横山さんからのメッセージ
最後に今回会場として使用させていただいた、アゴス・ジャパン代表の横山さんから、素敵なお話しをいただきました。
ここで、アゴス・ジャパン代表・横山さんの経歴を簡単に紹介します。
『14歳から2年間をイタリアトスカーナ地方の小さな町Pontedera、16歳から約10年弱をアメリカ西海岸ロサンゼルス地区、高校卒業後は家族とは離れロサンゼルスのUCLA言語学部に進学し、5年間在籍。1983年秋に日本に帰国し、1984年1月から、現在の留学指導・語学教育に携わり、「二人として同じ留学無し」をモットーに今に至る。
海外の教育関係者や国際交流学会などにおいて日本の留学事情についてのセミナー講師として招待されるなど、「日本における留学進路指導」において海外に主張することは主張する責任を自らに課すとともに、国際社会で活躍できる人材のきっかけ作りにこだわり、日本発のグローバルスタンダードを「教育と人物交流で自己実現のきっかけを提供する事業」で実現させることをキャリアミッションとしている。』
このように海外教育の第一線で活躍されている方のお話を伺えるのは、とても貴重な機会となりました。
「自信と謙虚のバランスを大事にする」
「当たり前のレベルをあげる」
「自分は『何の存在』で『何を伝えればよいのか』を突き詰めて考える」
「準備不足は失敗の準備」
など、キラキラした言葉のシャワーを浴びているような幸せな時間でした。
自分の考え方を見直す良いきっかけにもなりました。
このような盛りだくさんの内容で、無事終了した「卒業式」!
ワーク&ライフ・インターンを体験した後、社会に出て、「自分らしい人生を歩む」人が増え、それを巻き込む人が増えて初めて、スリールが理想とする社会を実現することができます。卒業生の皆さん、頑張ってください!
私も自分の軸をぶらさずに、人生を歩んで行っていただきたいなと思います。
皆さん、最後まで読んでくださってありがとうございます♪
次回は3月13日に行われた「ワーク&ライフ交流会」のレポートをお伝えします。