スリールとは、フランス語で「笑顔」の意味。
誰もが「自分らしいワーク&ライフ」を実現し、
笑顔で生きられる社会を目指して活動しています。
様々なダイバーシティがある中で、
まずは「子育てしながらキャリアアップできる人材・組織」を創ることで、
自分の納得した人生を生きることができる人を増やします。
少子高齢化社会の中で、現状のまま出生数が減少すると、2060年の日本の労働生産年齢人口は【4400万人】になり、現在から半減するという危機的状況を迎えています。その中で女性活躍推進が叫ばれていますが、未だに約60%弱の女性が子育てを機に仕事を辞めています。この女性たちが労働を続けた場合、【100万人以上】の労働力が確保できると言われています。
では、女性達は働き続けたいのでしょうか。
スリールが2016年に「子育て前の働く女性」に対して行った調査では、90%以上が「子育てをしながら働き続けたい」と回答。しかしながら、92.7%が「仕事と子育ての両立に不安を抱えている(Q1)」と回答しました。また、その不安を抱えている人の中で「50.4%」が、不安が原因で「退職・転職を考えた経験がある」と答えました。
一方、仕事と子育ての両立に不安を抱えている人に仕事への意欲を聞くと「現在の仕事が充実している:80.3%(Q2)」「求められればマネジメントを経験したい:66.5%(Q3)」と、仕事への意欲は高いという結果になりました。
出典: 両立不安白書(スリール株式会社)
不安の理由として、会社の働き方や子育て環境と共に、「出産前に乳幼児と触れ合った経験がない人」は全国で約60%以上存在するなど、子育てに対しても両立に対してもイメージが湧かず、前向きになれない「両立不安」が多くの女性の中に存在します。
スリールでは、この両立不安を解消し、子育てしながらキャリアアップできる人材と組織を育成していきます。
このようなライフキャリア(仕事と子育てなどのプライベート)を学ぶ機会がないことにより、個人の将来への不安が、企業・社会の課題に悪循環となって広がっています。
大学生に行った調査では、「将来に不安を抱えている」と回答している学生は「71.2%」にも上りました。スリールが1万人以上の大学生と接する中で、多様な生き方をしている大人に出会ったり、自分の意見と伝えて認められる機会が少ないことから、自己肯定感や仕事感へのネガティブイメージが強まっていることも感じています。また、固定的な考え方から、就職先を決定することでミスマッチの原因にもなっています。
前述したように、仕事と子育ての両立に不安を感じることで退職をする人が現在でも約60%弱ほど存在しています。子育てなどの制約がありながら働き続ける人が増えないことから、環境が改善されず、企業の働き方の改善策やダイバーシティを受け入れる環境も促進されないといった、企業・社会の課題に繋がっているのです。
このような企業・社会課題を解決していく糸口として、個人がライフを含めた長期的なキャリアを考え、働き続ける環境を創っていくことが急務なのです。
親の時代と今の環境の違いを知り、今までの固定観念が払拭されます。また家事や育児、サポートの受け方などの多様な手法を学びます。
家庭での姿を見ることで、「一人の人間」の生き方サンプルが分かります。一度家庭の中を見ている為、他の人の話を聞いた時にも想像力が高まります。
様々な生き方サンプルを見て、自分にも「実現できる可能性」を感じることができます。実施が困難でも、相談・交渉し、実現に近づきます。一方、体験がない場合、「どうせできない」と思って、相談はするものの、実現するまで至らないことが多いです。
スリールは、個人が自分の人生を長期的に考え、実現していく力を育成していき、
それが実現できる職場環境・教育環境を創ります。
「子育てしながらキャリアアップできる人材と組織」を創るために、
長期的なライフキャリア研修と、働きやすい環境づくりを、企業・大学・行政に展開しています。
一貫したライフ・キャリア研修と、
社内の風土・仕組みづくりを行うことで、
誰もが自分らしい人生を送り、働ける環境を作ります
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