お茶の水女子大学付属高等学校で仕事と子育ての両立体験事業(ワーク&ライフ・インターン)を実施した8組による、最終プレゼンテーション会~学生による社会課題への提言発表会~を10月29日に実施しました。
都内近郊に住む働きながら子育てをするご家庭に協力を頂き、学生はペアで両立体験(子育てインターン)をします。また座学では10年後の自身の「なりたい姿」を考えたり、自分の軸や強みを見つけるワークショップを行うなどリアルな自分自身の将来について考えます。これらの体験を通して感じる社会課題、【子育て中の過程が抱える課題に対して「高校生の私たち」ができること】をテーマにプレゼンテーションをしました。
プレゼンテーション前後にはお互いの体験を共有して、結果感じたことや疑問に思ったことを個人個人が意見をぶつけ合い、同意したり、または異なる意見をぶつからせたりと、活発な意見交換やディスカッションが行われました。
結果、男性・女性の性的役割分担に注目したペアや、共働きを疑似体験できるようなプログラムを検討するペアや、子ども食堂の意味を問うチームなど様々な提案がプレゼンテーションに盛り込まれました。
学生たちから出されたアイディアを紹介します!
1.男子高校生による他者とのコミュニケーションを開く 2.自分を知るための他者とのコミュニケーションの機会の提供 3.子育て世代も親世代も子育てのイマを知れる支援 4.参加型ワークショップ 5.共働き家庭のご夫婦とのグループトーク 6.チームでミッションに挑戦 7.女性だけでなく男性も含めた理解を図るリーフレットの作成 8.「こども食堂じゃなくて地元食堂だった?!」 |
実際に自ら体験することで仕事と子育ての両立のリアルを知ることができました。
短い期間でしたが、高校生ならではの率直でパワーあふれるプログラムとなりました。
この体験をした学生たちがどのように社会に関わっていくのかとても楽しみです。
今後もスリールでは、仕事と育児の両立体験事業(ワーク&ライフ・インターン)を企業・大学・行政と連携して行っていきます。
仕事も子育ても将来に対するすべてを前向きに「自分でもできる」と思える若者をもっと増やしていきたい、協働したいという大学・行政のみなさん、是非ご相談ください。