昨今、身近なロールモデルが少ないことから、将来に不安を抱える高校生・大学生が増えています。学生や若手が持っている「“見えない”ゆえの不安」を解消するためには、実際に子育てをしながら働くパパママのリアルな経験を知ることが有効と捉えています。
弊社が創立以来取り組んでいる、ワーク&ライフ・インターンプログラム(※)は、学生が子育て家庭と触れ合うことで、「働くこと」、「家庭を築くこと」を学び、実際の体験から自分のなりたい姿を描くプログラムとして、現在まで、多くの大学や行政へ導入をいただいています。
ワーク&ライフ・インターンは、学生が子育て家庭と触れ合う体験を通じて、様々な“生き方サンプル”に触れることで、今まで育った環境でしか知り得なかった働き方・家族の在り方から、価値観が変わり、意識の変化が促される即効性のあるプログラムです。
今後、より多くの学生に“多様な生き方サンプル”を伝えていくため、【パパママ先生バンク】の運営を開始しました。
子育てをしながら働くパパママの試行錯誤しながら進んできたリアルな経験が“価値”となり、次世代に伝えていくための“多様な生き方サンプル”の一つとなります。ぜひ、多くの方にエントリーをいただきたく、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
こども家庭庁幼児期までの「こどもの育ちに係る基本的なビジョン(はじめの100か月の育ちビジョン)」の中に、こども家庭庁の委員を務める堀江を始め、弊社が提言してきた「若い世代の乳幼児とのふれあい体験」の必要性が認識され、ビジョンを実現する具体施策として加えられました。 「はじめの100か月の育ちビジョン」の中の、【3.「こどもの誕生前」から切れ目なく育ちを支える】の中にある、「若い世代の乳幼児とのふれあい体験」は、弊社が取り組むワーク&ライフ・インターンに繋がっています。 |
※スリールでは、創立当初より大学生が「働くこと」と「家庭を築くこと」を体験を通して学び、将来なりたい姿やライフデザインを考える両立体験プログラム(ワーク&ライフ・インターン)を全国の学校、行政に提供しています。現在までに6つの行政・19校で導入され(過去含む)、累計5,000名以上の学生が参加。参加学生の85%が前向きなライフデザインを描けるようになったと回答しているプログラムです。
共働き世帯が専業主婦世帯の倍以上の1,300万世帯となり、仕事と育児の両立が当たり前となりました。一方、スリールが23~47歳の女性498名へのインターネット調査を行った両立不安白書によると、まだ結婚・出産を経験していない23~47歳の女性の92.7%が仕事と育児の両立に漠然とした不安を抱えていることが分かります。
また、大学生においては、近年都心を中心に進む核家族化や、コロナ禍によりこれまでよりも一層周りとの繋がりが希薄になっている中で、学生が将来“働くこと”や“家庭を築くこと”について見聞きできるのは、身近にいる家族や知り合い、もしくはメディアなどに取り上げられるスーパーマン/ウーマンといった数少ないモデルとなります。それゆえに、「周りにいないから自分には無理・・」と諦めたり、「あんなにレベル高くできない」といったイメージから選択肢を制限するといったケースも少なくありません。
乳幼児とのふれあいについても同様に、実際に経験したことがないからこそ異常にハードルを高く感じてしまうケースも多く見られます。
この課題を解決すべく、ワーク&ライフ・インターンは、仕事と育児を両立されている家庭にインタビューを行ったり、帰宅後の家事と育児のリアルな様子を見ることで、身近なモデルだけでは網羅されない多様なロールモデル像を得て、実際に子育てを体験することで、学生が自らの将来のライフデザインを具体的にイメージし、子育てに前向きな意識を持つきっかけとなるプログラム構成となっています。
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