[インタビュー]学生・大学・行政

【インターン体験記】自分らしい働き方・生き方を大切に

仕事と子育てを両立したいという将来設計があり、実際に働くママさんとお会いしたいという気持ちからワーク&ライフ・インターンに参加しました。ワーク&ライフ・インターンを通じて、それまで物足りなさそうと偏見のあった専業主婦についても、働いていてもいなくても、どちらも自分らしく、ポジティブな子育ての在り方なのだと気づくことができました。

公開日:2013.02.16更新日:2018.08.21sourire staff

6期生 大妻女子大学 人間関係学部 4年 薄井里実さん

Q.スリールを通して変わったことはなんですか?

働くことへの憧れと、子育てとの両立について考え方が変わりました

私は専業主婦の母の元で育ってきました。いつも家にいる母しか見ていなかったためか、“働くママ”に憧れを抱いていました。“同時に専業主婦=つまらなそう”という気持ちを持っていた私は、漠然ながらに将来は仕事と子育てを両立できる、かっこいいママになりたい!と思っていました。ワーク&ライフ・インターンを始めたきっかけも、実際に働くママさんとお会いしたいという気持ちからが大きかったです。実際にお預かりに入って、働くママさんの元で育つ2歳の女の子の環境と、自分の育った環境の違いを感じました。私が入ったご家庭のママさんは、仕事から帰ってくるのが夜の10時。私の母はほぼ家にいたので、育った環境が対照的でした。

ご家庭のママさんは、一度専業主婦を経験していたのですが、働きたいという気持ちが生まれて再就職したとおっしゃっていました。そこで、専業主婦だった私の母は子育てに対してどんな考えを持っていたのかなと思い、何気なく母に聞いてみたことがあります。専業主婦で何か物足りなさがあったと思っていた母が、子育てに対してもライフスタイルに対しても、とてもポジティブに楽しんでいたということを知り、今までの自分の偏見に気が付きました。母は母で、お預かり先のママさんはママさん。専業主婦とワーキングマザーという違いはありますが、どちらも自分らしく、ポジティブな子育ての在り方なのだと感じました。

それまで漠然ながらにも、私の中でワーキングマザーという選択肢しかなかったのですが、“自分らしくいていいんだ”という気持ちを持つようになりました。また、母から今まで話さなかったような子育ての話を聞き、新しい母の一面を知ることもできて良かったです。

Q.全体を通して、学んだことはありますか?

自分らしさを持ちつつ、新しい視点に立って考えることの大切さです

子育ての疑似体験とも言えるワーク&ライフ・インターンでは、子育ての大変さも知りました。経験がなければ、これまで全く感じていなかったことだったので、改めて自分を育ててくれた両親に対して感謝しています。これまで全く考えなかった親の視点に立てたことは、大きな成果だと思います。たった3ヶ月でしたが、自分らしさを持ちつつ、新しい視点に立って考えることの大切さを感じることができた、とても濃い経験となりました。

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