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【インターン体験記】~“生きていく中での選択肢、考え方が広がった”~上智大学永山桃子さん

公開日:2013.12.16更新日:2018.08.17sourire staff

“生きていく中での選択肢、考え方が広がった”

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8、9期と2期連続でインターンに参加し、報告会委員(※1)も務めるなど積極的に活動を行う中で、「変わったね!」といろんなメンバーに言ってもらえるようになったという永山さん。
漠然とした将来に対するモヤモヤを抱えてスリールと出会ってから得た学び、変化を語っていただきました!

スリールに出会ったきっかけは?

先輩に紹介されてワーク&ライフインターンフェア(※2)に行ったのがきっかけでした。
私は家にずっと母親がいる状態で育ったので、子どもが小さいうちから母親が普通に働きながら子供を育てるというのを想像できず、子どもができたら一心に愛情を注いであげるのが一番だと思っていました。
でもフェアで実際に子育てと仕事の両立をしていらっしゃる方の話をきいて、「本当にやっている人がいるんだ!」と驚いたし、「かっこいい!」と思って。自分もその人のようになれるとは思わなかったけど、もっといろんな選択肢があるんじゃないかって考えるようになりました。それでもっといろんな家庭を見てみようと。
ワーク&ライフインターンだったら実際に現場に自分が入っていって自分の目で見れる。それを魅力的に思って、始めることにしました。

一番印象に残っていることはなんですか?

最初に入った家庭ではママさんがものすごくバリバリ働いていらっしゃったので、最初は戸惑いました。
「こんなに働いていていいの?子どもがかわいそうなんじゃないかな」って。

でもママさんとゆっくり話す機会があったことをきっかけに考え方が変わりました。
結婚して、旦那さんについていくと決めた時に、「旦那さんを支えるようにしよう」と決めた、そのために仕事も旦那さんの仕事に関われるような仕事に決めたっていう話を聞いて、それぞれの家庭が大事にしている家庭の考え方、軸というのがあるんだな、と思ったんです。そして、それを子どもも理解している。
その家庭のお子さんも働いているお母さんを尊敬していて、「かっこいいでしょ」って感じなんです。ママさんとパパさんがすごく忙しいのをわかっていて、それをモチベーションにしてすごく勉強していて。
「ママは頑張っているからね」って言いながら勉強する姿に感動しました。

変化したことはありますか?

家庭の形ってそれぞれで、今までは自分が育った家庭の価値観だけで生きてきたんだなっていうのを体感しました。いろんな家庭を見たおかげで、生きていく中での選択肢、考え方が広がったと思います。

それから、度胸がついてどっしり構えられるようになりました。
子どもとの関わりって、その時の自分の状態が子どもに投影されているんだなってことに気がついたんです。自分が大変で余裕がないままお預かりに入ってしまった時には子どもも落ち着かなかったり、こちらが不安だとそれが伝わってこどもも安心できなかったり。だから、「大丈夫大丈夫」って思いながら子どもと接するようにしていたら、不安に対するキャパシティが広がったように思います。 

メンタリング制度(※3)のおかげで、自信もつきました。
メンタリングの中では、お預かりのことから将来のこと、自分の性格についてまでとにかくいろんなことを話して。まだ将来これっていうのも見つかっていないけど、このままその場所その場所で自分が感じたものや人との関わりを大事にしていけば自ずと見えてくるんじゃないかなっていう風に思えるようになりました。
あとは、「ほかの人にしかないものがあるように自分にしかないものがあって、補い合っている」っていう話をして、他の人ができない部分で自分がこれもってるよっていうのをうまく出していけたらこれでいいな、っていうふうに考えるようにもなりました。
とにかくすごくリラックスして自分を出せて、ぐちゃぐちゃを一つ一つ解いていく作業ができる時間だったので、メンターの方にはすごく感謝しています。

最後に、どんな人にワーク&ライフインターンを勧めたいですか?

どんな人にも合うと思うけど、特に、自分のように「ふわふわ、モヤモヤ、これからどうしよう・・・」ってなっている人に。必ず得られるものがあると思います! 

※1報告会委員・・・インターンの最後に、インターンの成果を発表し合う報告会の運営を行う組織。
※2ワーク&ライフインターンフェア・・・スリールが定期的に開催するイベント。
※3メンタリング制度・・・学生ひとりひとりに社会人メンターがついて、月に一度会ってメンタリングを行う制度。

(文責:瀬戸川麻結)

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