[インタビュー]学生・大学・行政

【インターン体験記】子どもがいるから出来ないという諦めの選択はせず、 やりたいことにチャレンジしていきたい

自分の生活面を考えられる唯一のインターンだと感じて、参加を決意。始めてみると、スタッフの方はもちろん、同期と不安などを共有する機会が持てたことで、良い意味で肩の力を抜くことができました。ワーク&ライフ・インターンの体験の中から、一緒に向き合ってくれる人が増え、自分をよりいろいろな視点から考える事ができました。

公開日:2015.09.03更新日:2018.08.22sourire staff

14期生 日本女子大学 人間社会学部 世良恵里愛さん

Q.なぜワーク&ライフ・インターンをしようと思いましたか?

考えてもわからないことは、体験してみて感じてみようと思ったからです

自分の生活面を考えられる唯一のインターンだと感じて、参加を決意しました。インターンはたくさんありますが、自分の生活そのものを見つめ直す事を目的においた物はありませんでした。就活を始めるにあたり、仕事への不安はもちろんの事、自分のこれからの事に漠然とした不安が生まれました。働き始めたら自分の時間が無くなるのではないか、会社は一度入ったら続けていくべきなのか…など。しかし、考えても分からない事は多くて煮詰まっってしまったの、とにかく見たり聞いたり感じる事から始めたい。その上で自分の働き方や、どういった生活を送りたいのか、という事を明確にして不安を取り除きたい、と思えた事がこのインターンを始めたきっかけです。

Q.インターンで楽しかったことや特に印象的だったことはなんですか?

最初は不安そうだった子どもと、どんどん仲良しになれたことです!

子どもからの信頼が日に日に増していくという実感をもてた事です。初めての出会いは、ママさんと一緒の時だったので、子どもも笑顔全開で迎え入れてくれたのですが、いざ学生だけになると不安顔…。そしてほぼ泣いてばかり。でも時がたつにつれて、「せらちゃんが良い!」とせがんでくれたり、抱っこができるようになったり。甘えられると、可愛い…!と思える瞬間が多くなって、ますますお預かりが楽しめるようになりました。たくさん楽しい思い出ができた中で、最高だったプレゼントは子どもがチューしてくれた事!です(笑)

Q.インターンで大変だったことはなんですか?それをどう乗り越えましたか?

お子さんのお預かりは失敗からのスタート…自分の頭で考える+相談することで、解決できるように!

とにかく最初のお預かりは失敗だらけでした。コミュニケーションが上手くとれずに、泣きすぎて嘔吐してしまったお預かり。ママさんが帰宅されるまで、寝室に閉じこもったまま動かない日…など子供との向き合い方が分からずに大変でした。これらの失敗は繰り替えさないように、とにかく記録は細かく書く事を意識しました。その記録をお預かりに入る前に見直し、必ず変化をもたらせるようにしました。困った事は、自分でまずは解決策を模索する事。他にはペアの関わり方を見ては、技を盗むことも(笑) その上で、パパさんやママさんに相談するなどして、一人で抱えこまず焦らずに向き合い続ける事で、少しずつ解決できるようになりました。

Q.子どもと接していく中で、自分が成長したことはありますか?

子どもの成長を促すことを意識できるようになりました

一歩先の事を考えながら、物事に取り組めるようになった事です。お預かりを始めた当初は、自分が子どもの行動に付いていく事に必死でした。その中で「今の段階ではこれは出来ない」と感じた事は、手伝いをしてその場を乗り切っていました。しかしお預かりを通して、ぐんぐん成長する姿を目の当たりにして、これでは自分が子どもの後から付いていくような関わり方になっていると気づきました。「出来ない」事が課題ではなく、子どもが自ら「出来た喜び」を感じる為の通過点であれば良い。その事に気づいてからは「これが出来るようになったら、こんな良い事があるよ。その為に今はこれを頑張ろうね」と必ず未来を意識して関わりました。向き合う相手の先を考え、自らの関わり方を変えられた事は、大きな変化であると感じています

Q.インターンで学んだことは、今後どう活きてきそうですか?

子どもがいるからこれは出来ないという諦めの選択肢はせず、やりたいことにはチャレンジしていきたいです!

自分の好きな事を諦める選択はしない。子育てに専念したくて専業主婦の道を選ぶ事も、とても素敵な事だと思っています。子どもの母親でいられるのは、世界に一人しかいない大切な存在だから。でも、子どもがいるからこれは出来ない、という諦めの選択肢は勿体ないな、と感じています。自分がやってみたいと感じる事は、まずは踏み出してみる事。その上で出来ないと感じたら周りにヘルプを出す事。自分のやりたいと思える事はチャレンジして、自らの成長に繋げたいと思えるようになりました。

Q.ワーク&ライフ・インターンに興味がある学生に一言!

とにかく足を踏み入れてみて下さい!

始めてみると、スタッフの方はもちろんの事、同期に不安などをふと口に出す機会が持てて、本当に肩の力が抜けました。そして専属のご家庭を持つ事によって、自分に新しい家族が出来たような安心感が生まれました。インターンをすれば、これからの事が全てわかる、というわけではもちろんありません。それでも自分の事を考え、一緒に向き合ってくれる人が増える事によって、自分をよりいろんな視点から考える事が出来ました。素敵なスタッフの方やご家庭との出会いは、自らの財産になります!

 

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