Q. なぜワーク&ライフ・インターンをしようと思いましたか?
はじめは、なんとなくでした。
大学で、スリールをやっていた先輩からお話を聞いて存在を知りました。大好きな子どもと密に関わることができるという点と、仕事と育児の両立を学べるという点でなんとなくやりたいなと感じました。
当時、周囲に将来の具体的な夢を描く友達がいたり、大学生になって大人に近づいた感覚があったりと、将来への漠然とした不安がうまれていました。自分が何をしたいのか、子どもは欲しいけど仕事もしたい、結婚したらどうなるんだろう、今自分は何をすればいいんだろう、と悩んでいても解決する術がありませんでした。そこで、「せっかくワークライフバランスを体験できるワーク&ライフ・インターンに出会ったのだから、やってみよう!」とポジティブな気持ちで友人を誘って参加しました。
Q. インターンで楽しかったことや特に印象的だったことは?
毎回の賑やかなお預かりは、ほんとうに楽しかったです!
やはり1番の思い出はお預かりです。わたしの専属のご家庭は3人のお子さんがいて、とても賑やかで、毎回のお預かりがとても楽しかったです。ペアの子とお互いに支えあいながらお預かりを行うことで、自分に足りない部分が見えてきたり、得意な部分が見えてきたりと、将来自分が子育てをするときに役立ちそうなことに多く気づけました。
また、社会人メンターさんとのメンタリングは、ロールモデルが身近にいなかった自分にとってとても大きな存在でした。刺激的なお話をたくさん聞くことができ、自分のやる気につなげることができました。
Q. インターンで大変だったことはなんですか? それをどう乗り越えましたか?
チームでひとつのものを作り上げることは、とても貴重な経験でした。
4ヶ月間のインターンの集大成である、最終プレゼンテーション会に向けたチームでの準備は大変でした。出会って2、3ヶ月の同期たちとひとつのものを作り上げるというのは容易ではなく、上手くいかないことも多々ありました。でも、月に一度同期が集まるクラス会で、チームで話し合う機会を設けてもらい、本音で話し合えたことで、同じ目標を持って進めることができました。意識を高く持って仲間とプレゼンを作り上げたことを、とても誇りに思っています。
普通の友人関係であれば経験できないような人との関わり方を学ぶことができ、自分の中で人の多様性を受け入れられるようになりました。
Q. インターンの中で関わる社会人の方々から学んだことは何ですか?
ポジティブであることです。
インターン中に多くの社会人の方のお話を聞く機会があったのですが、そこで感じたのは、社会人のみなさんがとてもポジティブであることでした。それぞれの方が今やっていることに誇りを持っているのが伝わってきて、私も今後生きて行くなかで自分の行動全てに誇りを持てるように、またポジティブに明るく生きられるようになりたいと強く感じました。
ほかにも、“人の話を聞くこと”の重要性に気づかされました。狭いコミュニティ内の似たような人の話しか聞いてこなかった自分にとって、普通に生活していたら出会えなかったであろう人たちの話を聞けたことで、もっとたくさんの人と話したいという気持ちが芽生え、将来やりたいことに繋がったように感じています。
Q. インターンで学んだことは、今度に活かせそうですか?
働く自分を想像するのがワクワク!
お預かりで学んだ子育てに関する気づきは、実際に自分が子どもを育てるときに絶対に役に立つと確信しています。注意の仕方や接し方など、子どもと同じ目線で話すことを大事にしていきたいと思います。
また、ワークライフバランスが具体的にイメージできるようになりました。自分がどのようなキャリアプランで仕事をして、結婚や出産をしたいかなどを考えやすくなったので、インターンを始める前の不安が軽減され、働く自分を想像するのが楽しくなりました。私は就活が始まるまでまだ時間があるので、今後もいろいろな社会人の方のお話を聞いて自分の気づきに繋げられたらいいなと思っています。
Q. ワーク&ライフ・インターンに興味がある学生に一言!
将来に不安がある人にこそ、チャレンジしてほしいインターンです!
具体的な目標がない人や、なんとなく生活している人、何か新しく始めたいと思っている人にもってこいのインターンだと思います。最初の動機は何であれ、学べることは絶対にあります! 途中で辛いなと思っても支え合える仲間がいるし、終わった後の達成感は何よりも大きいです。学生時代にしかできない体験を、ぜひ一歩踏み出してやってみてください。新しい自分を発見できるチャンスです!