「仕事と家庭の両立」に対する理解・意識を高めることを目的に、県内の大学生12名(女子9名・男子3名)がそれぞれペアとなり「仕事と子育ての両立」を体験するインターンシップに参加しました。
事前研修で自分の将来を考えたり、子どもについて学んだりした後、合わせて2日間のインターンシップを体験し、体験の振り返りや最終報告会に向けたブラッシュアップを経て、最終報告会で、体験内容や意識の変化等を参加学生たちがプレゼンテーションを行いました。
【これまでの講座】
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【8/6(火)−8/7(水) 仕事と家庭のインターンシップ in あいち「ワーク & ライフ講座」】
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【8/6(火)−8/7(水) 仕事と家庭のインターンシップ in あいち「振り返り会」】
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【9/3(火) 仕事と家庭のインターンシップ in あいち「ブラッシュアップ会」】
本プログラムの参加学生にとって集大成となる「最終報告会」、本日はその様子をご紹介いたします!
最終報告会は、9/23(月)に、名城大学ナゴヤドーム前キャンパスにある社会連携ゾーン shakeにて行いました。プログラムに参加する12名の学生たちが参加しました。インターンシップ先のご家庭の方々や、大学の先生方に対して、学生たちが体験をもとにペアで作成したプレゼンテーションを行った後、参加した学生と社会人の方々とでグループになり、発表内容について話す時間を設けました。
学生たちは本番直前のリハーサルを行う予定でしたが、リハーサル前から既にペアで集まり、プレゼンテーションの練習をする姿が見られました。プレゼンテーションでは、インターンシップの内容と気づき、それを経て考える将来の自分のなりたい姿、そして、仕事と子育てを両立しやすい社会にするためのアイディアについて話します。
リハーサルで講師や仲間の学生からもらったフィードバックをしっかり受け止め、本番直前まで話し合い、修正していました。緊張した面持ちでしたが、少しでも良いプレゼンテーションにしようとする姿勢はとても頼もしく感じました。
いよいよ本番です。開会の挨拶が進む中、見ているこちらにも緊張や不安が伝わってきました。しかし、いざ話し始めると、練習の成果をしっかりと発揮しており、笑顔も見られ、どのペアもリハーサル以上の最高のプレゼンテーションとなりました。
学生からのアイデア
A:「習い事送迎リレー」 B:「総合サブスクリプションサービス」 C:「新育BOSS」 D:「SNSとホッと会」 E:「子育てサポートブック」 F:「学生のうちから仕事と子育てについて学べる機会を増やす」 |
スライドを工夫したり、指し棒を用意したり、提案を広めるためのチラシを自作したり。学生たちがそれぞれに考えて工夫する姿に、発表を聞いた社会人からも、驚きや感心の声が聞かれました。「いろんなことを調べていて素晴らしい」「提案内容に頷いた」など、学生の真剣な取り組みが伝わった様子でした。会場の方々にはプレゼンテーションに対してフィードバックを書いて学生たちに渡してもらいましたが、学生たちは受け取った内容について話し合い改善方法を考えており、発表が終わったにも関わらず前向きに取り組む姿に驚かされました。
プレゼンテーション後は、社会人の方も含めて全員が学生の発表内容ごとに6つのグループに分かれテーブルセッションを行い、それぞれの提案したアイディアの実現に向けて話し合いました。
学生たちはそれぞれ積極的に話し合いに参加しており、後日、得られたフィードバックやセッションの内容をもとに、アイディアを自治体に売り込む方法を考えている学生がいるなど、学生たちの変化を感じることができました。
プログラムを振り返り、学生たちからは「自分の将来が明確になった」「両立に挑戦してみてもいいかなと思えた」「15年先を見据えて自分に必要なことが見えた」「漠然とした不安があったが、考えることができて安心できた」などなど、自分自身の成長や変化を実感できた様子が伝わりました。報告会終了後に駆けつけてくれたご家庭の方や子どもたちと笑顔で話している姿が印象的でした。
学生たちにとって貴重で素敵な経験となりました。変化を目の当たりにすることができ、とても嬉しいです。
今後、同じ中部にある三重県でのプログラムも予定されています。学生が変化できる場がどんどん広がっていくのが楽しみです。
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