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【開催報告】8/6(火)−8/7(水) 仕事と家庭のインターンシップ in あいち「ワーク & ライフ講座」

愛知で行なっている「仕事と子育ての両立」体験プログラム。子育て体験前の事前講座の様子をご紹介します!

公開日:2019.08.22更新日:2019.08.22sourirestaff

 学生向けのプログラム「仕事と家庭のインターンシップ in あいち」の事前研修にあたる「ワーク & ライフ講座」を開催いたしました。本プログラムでは、「仕事と子育ての両立」を体験することを通じて「仕事と家庭の両立」に対する理解・意識を高めることを目的に、県内の大学生がインターンシップに参加しています。企業等での就業体験をするだけではなく、そこで働く子育て中の家庭を訪れ、「仕事と子育ての両立」について考え、体験します。合わせて2日間のインターンシップを終えた後、体験内容や意識の変化等を参加学生たちがプレゼンテーションする最終報告会が名城大学で行われる予定です。

今回の事前研修は、これから始まるインターンシップでの学びを深めるための準備となる講座です。本日はその事前研修の様子をご紹介いたします!

8/6(火)と8/7(水)の2日間に渡り、オカムラ・WORK MILLプロジェクトが運営するOpen Innovation Biotope “Cue”にて行いました。12名(女子9名・男子3名)の大学生たちが参加し、キャリアイメージを具体的にするワークショップや子どもとの向き合い方を学ぶ子育て講座などを通して、今後の仕事と家庭のインターシップを行っていく上での学びと準備をしました。

 1日目は、ワークライフバランスや共働き家庭、子どもの発達過程などについて学んだり、自分自身のキャリアについて考えたりする中で、今後のインターンシップに必要な知識や心構えを学びました。

2日目は、学生同士や社会人の話しを聴くことを通して、自分の強みを見つけ、インターンシップの中で積極的にヒアリングするための準備をします。また、それぞれインターンシップのペアの学生とともに子どもとの関わり方について計画を立てました。

  共働きは寂しいと言うイメージだったが…

 講座の1日目では、まず、ワークライフバランスについて学んだ後、10年後の自分がなりたい姿を想像しながら、これからの目標を考えました。そして、共働きや子育てとの両立についての背景を学びます。社会の変化と家庭の状況の変化について知り、様々な子育ての壁について考えることの重要性を感じることができました。話を聞いて、「共働きについてイメージだけで勝手に決め付けていた」という学生たち。「良いところも悪いところもあるということを知れた」「実際の様子を見て学びたいとさらに思った」というように認識の変化がありました。また、講座中、会場を運営する株式会社オカムラ様のオフィスを見学させていただけることになりました。最先端の職場環境を感じたことで、働く環境へのイメージも変えることができた様子でした。こうした視野の広がりから、「仕事でも子育てでも、子供にとっても環境が大事だと思った」という気づきを得ていました。その後は、子どもの発達過程について学び、子どもがする行動の背景を考えました。

 

  お互いの軸や強みを見つけ合いメッセージとして渡す

講座の2日目は、今の自分を知るためのワークから始まります。自分にとっての好きな人、嫌いな人について考え、学生同士で質問し合って、好きと嫌いの間にある価値観を探しました。さらに、これまで自分が時間とお金を費やしてきたものについて徹底的に聴き合いました。これらのワークを通じて、学生たちは自分自身の強みや軸について見つめ直しました。「”人と違う”を”恥ずかしい”ではなく、(違いを)自分も吸収しよう、自分を深めよう思えた」という変化があったことを感想で話していました。ワークの終わりには集まった学生で輪になり、チームごとにお互いへのメッセージを交換しました。自分の良いところを見つけるきっかけになったということを語っており、「(自分の良さを)活かせるようにしたい」という思いを高めていました。

  社会人の先輩お話では次々に質問を投げかける

 また、2日目は会場を運営する株式会社オカムラ様から3名のゲストに登壇していただき、ご自身のライフストーリーについてお話しいただきました。学生たちからは就職活動のことからパートナー選びに至るまで様々な質問が投げかけられ、余白を残すということや就職がゴールではないということなど、印象的な言葉もたくさん出てきました。「自分の人生で良かったこと・悪かったことを聞いて質問することで、考える機会になって良かった」という感想があり、多様な気づきを得る時間となったようでした。また、「質問することにためらいがなくなった」「自然と質問が湧いてきてできる」と言っており、前半のワーク中、学生同士で質問をし合ったことで、疑問を自然に言葉にできている様子でした。最後に、インターンシップを行うペアごとに集合し、子育て体験の計画づくりを行いました。

「長いなと思ったけどすぐに時間が過ぎた」と語った学生たち。濃密な学びの中で、この2日間だけでも顔つきに自信や意欲が現れていました。今後のインターンシップでのさらなる成長が楽しみです!


スリールでは、大学や行政のプログラムとして、ワーク・ライフ・インターンを実施しています。
大学生に対して、ワークとライフを合わせた、将来を考える場を提供しています。

 

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