お知らせ [レポート]イベント・最終プレゼン

【開催報告】12/10(火)「神大ワーク&ライフデザイン教育プログラム」最終プレゼンテーション会

将来のワークとライフを真剣に考え、体感できる他にはない経験ができるインターンシップ、「ワーク&ライフ・インターン」を実施していた神奈川大学にて10日、参加学生による最終プレゼンテーション会を開催しました。

公開日:2019.12.17更新日:2019.12.17staff

 

神奈川大学にて、今年で3年目となるワーク&ライフ・インターンプログラムが実施されました。今年度は文部科学省委託事業「次世代ライフプランニング教育推進事業」 のもとでの実施となり、また、よこはまグッドバランス賞認定企業と連携した講演会も行いました。
9名の神大生(女性8名、男性1名)が体験前の事前講座を経て、ペアで共働き家庭での子育て体験や、仕事と育児を両立している方へのインタビューなどを行い、将来のワークとライフについて学んでいきました。2019年10月からの約2ヶ月間の集大成として10日、参加学生がプログラムを通して得た成果を発表する最終プレゼンテーション会を開催しました。

 

当日、発表会場には本プログラムに関係する教職員の方をはじめ、プログラムに興味を持った神奈川大学の学生などにも来ていただけました。学生たちは、慣れないプレゼンテーションの雰囲気に緊張の面持ちでしたが、それぞれが練習の成果を発揮し、堂々と発表を行うことができました。

今回のプレゼンテーションでは、自分自身を見つめ直し、プログラムへの参加を通して得た気づきや、参加前からの変化について発表しました。講座やインタビューの中で見聞きしたことや、ご家庭で経験したことを振り返る中で、参加前の認識や今後の自身の将来像と関連づけながら学びを整理していきました。

発表の中で学生たちは、次のような気づきや変化をあげていました。

● 子育ては一人でするもの・大変なものというイメージから、協力し合って行なうもの・楽しいものというイメージに大きく変化

● 「ワーママ会」など仕事とも保育園とも違うつながりの場がある

●「子育てするならキャリアはあきらめなきゃ」という認識から、「女性もキャリアは築ける」へ

● 転職には抵抗があったが、転職経験を聞いてポジティブな印象となった

仕事や子育てなどへの固定観念がなくなり、選択の幅が広がった様子が分かります。

同じご家庭へ伺い、同じお話や体験を経験した学生同士でも、注目する点や受け止め方には違いがあり、それぞれの気づきや変化の違いが活かされた発表となりました。今回の学びを積極的に振り返り、今後に活かして行こうという姿勢が見られ、頼もしく感じました。
発表を聞いていただいた方々からも「参加学生の気づきの多様さに感心した」「変化の大きさに感銘を受けた」「自分自身の生活を見直せた」などの感想をいただきました。

 

また、後日、12日に行われた神奈川大学と横浜市の共同開催による学内イベント『よこはまグッドバランス賞認定企業との交流会 』でも、一部の学生がプログラムでの学びの成果を発表しました。
イベントに参加した学生や認定企業の方々、文部科学省の方々など40名以上が集まる中でしたが、最終プレゼンテーション会での発表のとき以上の発表ができました!しっかりと自分たちが考えていることを伝えることができ、日々の成長する姿を感じることができました。

プログラムへの参加を通じて学生たちは大きな自信をもつことができ、皆一様に表情が明るくなったのが印象的でした。仕事や子育てに対するイメージがポジティブなものに変化し、中には、やりたい仕事が明確化して資格などを調べ始めた学生もいました。

将来のライフキャリア形成に前向きになることができた様子で、今後、自分が納得するなりたい姿に向かってどのように歩んでいくのかとても楽しみです!

 

神奈川大学では来年度、キャリア教育プログラム開発の一環としてワーク&ライフ・インターンを正課授業へ導入することを目指し、準備を進めています。
新しい展開へと広がる重要な取り組みとなります。続報を楽しみにお待ちください!


スリールでは、大学や行政のプログラムとして、ワーク・ライフ・インターンを実施しています。
大学生に対して、ワークとライフを合わせた、将来を考える場を提供しています。

▼インターンについて詳しく知りたいという方は
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