お知らせ [レポート]イベント・最終プレゼン

自分“だから”やれることは何か?を深堀しよう [山形市×資生堂ジャパン×Ridilover公民連携プロジェクト受け入れ]

公開日:2022.09.22更新日:2022.09.22staff

スリールは、山形市と資生堂ジャパン株式会社、株式会社Ridiloverが女性活躍の推進に向け2022年6月より実施している公民連携プロジェクト「まち、わたし、きらめく Women’s Campus 山形」内のワークショップ『社会課題の先進事業者への訪問』に社会課題に取り組む先進企業として選ばれ、8月25日(木)山形市に在住・在学・在勤の、社会課題に関心の高いプロジェクト参加者の訪問を受け入れました。

集まったのは、「山形で働くイメージを学生を始め若い世代に伝えたい」、「一度仕事から離れて復帰した経験から女性のワーク&ライフを支援したい」といった様々な想いを持たれた8名(一部オンライン参加)の参加者。

まず最初に、堀江からスリールを創業するに至ったストーリーをお話させていただきました。
女性起業家というと、元々自信に溢れた女性を想像される方も多い中、堀江はそもそも生まれ育った環境や肩書きで過剰に評価されることでのコンプレックスを抱えていた経験から、“自分”に価値をつけたいという想いを原動力にこれまで挑戦できたことをお伝えすると参加者からは意外性を驚く声が挙がると同時に、堀江との距離も一気に縮まり、参加者自身が持っている課題感、それに至った原体験が次々と溢れてきました。

次に、社会課題の解決を事業として12年行っている堀江から参加者へのアドバイスとして、
・「やった方がいい」ではなく、自分“だからこそ”やれること・やりたいことにこだわる
・課題が解消されることは社会にとってどれだけ有意義なものなのかを分析し、発信していく 
という2つの必要性をお伝えしました。

「自身の原体験から感じる課題感はあるけれど近くにロールモデルがいない」、また、「仕事と子育てを両立している人がいないから選択肢を持つことを諦めてしまっている」と話していた参加者も、参加者同士や堀江との対話を重ねる中で、モヤモヤしていた霧が晴れてきたように自身の持つ想いの本質や取るべきアクションを模索できた時間でした。本ワークショップ開催報告リリースについてはこちら

参加者の感想(一部抜粋)

・以前よりも、地方でも自分と同じような想いを持つ方が増えてきていることを心強く感じた。

・企業は儲かるだけでなく、社会貢献が必要だと改めて感じた。自身としては、選択肢を持つことを諦めて働いていない女性のスイッチを押していきたい。そして、ロールモデルが「あの人だからできた」という敷居の高いものではなく、様々なロールモデルが存在するよう、パイを数多く作っていきたい。

・まさに「両立不安」を持って選択に踏み出せない自分と、踏み出したい自分に気付かされた。同じ想いを持ってもがいている人たちがいて、山形市もそれを支援してくれていることに感謝している。

・一時期ライスワーク(食べていくための仕事)であったとしても、いつかは自分らしくどう生きれるか?といったライフワークを提供できるようになりたいと思った。

・堀江さんの事業に対する思いや、行動力、人間的魅力など、すごくパワーを頂けたし、大変勉強になりました。また、自身の凝り固まっていた価値観や不安感など、メンタル的にも色々と変わるいいきっかけになった。

私たちスリールの目標は「誰もが自立し幸せになる社会を企業・教育・地域と協力して作っていくこと」
それはつまり、自分の人生を諦めずに納得した選択ができる人を増やすことでもあります。
今回訪問をいただいたことで、まだまだスリールとしてやるべきことがあるという課題感、そして、本参加者のように同じ想いを持つ人たちが集まることで課題解決に向けて変化を起こしていけるのではないかという希望を感じました。

山形市様、Ridilover様を始め、このような貴重な訪問受け入れの機会を提供いただきありがとうございました。

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