多様性について考える社内イベントを定期的に開催されているヤフー株式会社様(現:LINEヤフー株式会社)。
スリールは、【男性育休】をテーマとしたウェビナーの企画・実施に伴走させていただきました。
今回は、本企画を主導して進められた社内のD.E. & I. 推進を担当する山田さん、秋橋さんに社外の視点を含めて企画開催したウェビナーの効果についてお話しを伺いました。
■お話を伺った方 〇山田 玲恵 様 〇秋橋 仁美 様 |
—今回、ウェビナーを開催するにあたって掲げていた狙い・課題を教えてください。
2022年に男性育休の取得促進が義務化となったことも相まって、弊社としては育休を取得したい人が躊躇せずに「取得する」という選択ができる組織をこれまで以上に目指し、社内認知を強化しようと考えていました。
当時、男性の育休取得において弊社の制度や環境は既に整っていた一方で、一部には一定期間職場を不在とすることへの不安などから育休取得をためらう方もいる状況でした。
そのため、育休を取得したい人が安心して取得でき、その決断に対し周りの理解も得られる環境作りのため、社員が誰でも参加視聴できるウェビナーを企画しました。
一方で、男性育休についてウェビナーを行おうとすると、法改正内容の説明といった一方的な座学となりがちで、なかなか社員に興味を持ってもらいにくいのではないかと悩んでいました。
—そこで、スリールにご相談をいただきました。
弊社も企画に入らせていただくことで何が変わりましたか?
弊社の状況や社員のニーズを踏まえたうえで、「いかに視聴者の行動変容に繋げるか?」といったところまでDE&I領域に精通したプロの視点からアドバイスをもらえたことで、社員の興味関心にマッチする唯一無二のウェビナーを作ることができました。
—結果、ウェビナーは予想を超える視聴者数だったと伺っております。
視聴社員の感想を教えてください。
情報としてインプットしたい点は講義形式で、視聴者に当事者意識をもって考えてもらいたいところは、様々な属性の社員を巻き込んだクロストークを通し伝えたことで、多くの方に男性育休を“自分事”と捉えてもらえ、非常に盛り上がったウェビナーとなりました。
—社内ウェビナーは、内製される企業様も多くいらっしゃいます。
あえて、内製ではなく弊社にご依頼いただいていかがでしたでしょうか?
企画の構想段階からスリールも一緒に議論・検討を進める中で、社内にはない視点やDE&I推進の専門家としてのアドバイスがあったことで、一般的な男性育休ウェビナーではなく、“弊社にしかない”ウェビナーを開催することができました。
講義内容に関しても、自分たちだけでは得ることが難しい豊富な研究・調査データや、内製ではなかなか実現が難しい経験知見からのお話により、視聴者の納得感は更に高まったと感じました。
—ありがとうございました。
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男性育休の義務化、人的資本情報の開示義務化など社会の潮流を受け、社内の意識醸成を狙うウェビナーの需要は昨今ますます高まっています。
スリールでは、女性活躍推進をはじめとするDE&I推進の専門家としてこうした社内ウェビナーでの場づくりや、ファシリテーターの派遣を行っております。
「座学で伝えたけれどイマイチ伝えきれているのか分からない」、「ウェビナーを通して伝えたいテーマはあるけれど、どういった形で伝えたら効果的なのか?」などの課題に対し、ウェビナーの構成段階から伴走してまいります。
ご興味のある方はこちらよりお問合せください。
■担当コンサルタント 〇代表:堀江敦子(ウェビナー登壇) |