スリールは、大学生が「働くこと」と「家庭を築くこと・子育てをすること」を体験を通してリアルに学び、10年後のなりたい姿をはじめとするライフキャリアを考えるプログラム『ワーク&ライフ・インターン』を、今年も津田塾大学の学外学修センターのプログラムの一環として開催します。津田塾大学は「変革を担う、女性であること」という大学ビジョンのもと、大学として初めて2016年より本プログラムを導入、多くの学生に受講いただいています。
なお、実施の際は、株式会社NewsPicks for Business協力のもと、職場見学や社会人によるキャリアトークを実施いたします。
開催概要
●日時: 2023年7月7日(金)~7月16日(日)
●定員:11名参加予定
●プログラムスケジュール:以下の通り
7月7日(金) 12:10-12:50 事前オリエンテーション @オンライン
7月8日(土) 10:00-16:00 講座day1 @スリールオフィス
キャリアについて知る、価値観理解ワークの実施
7月9日(日) 10:00-16:00 講座day2@スリールオフィス
社会人ヒアリング、自分史ワーク、両立家庭のイメージを具体化
7月10日(月)14:00-16:00 講座day3 @NewsPicks for Businessオフィス
オフィスツアーの実施、NewsPicks for Business の社員様によるゲストトーク
7月13日(木)、講座day4 @各ご家庭での実習
両立家庭での子育て体験の実施
7月15日(土)10:00-16:00 講座day5 @スリールオフィス
これまでの講座・体験の振り返り
7月16日(日)12:00-15:00 最終プレゼン @スリールオフィス
大学生が「仕事と子育ての両立」のリアルを体験する ライフキャリア教育プログラム
弊社の学生向けライフキャリア教育プログラム『ワーク&ライフ・インターン』は、大学生が「働くこと」と「家庭を築くこと」を体験を通してリアルに学び、10年後のなりたい姿をはじめとするライフキャリアを考えるプログラムです。
2015年経済産業省主催「第5回キャリア教育アワード」で優秀賞を受賞、導入実績として、京都府、愛知県、三重県といった地方自治体、立命館大学、神奈川大学、千葉商科大学をはじめとする大学のインターンシッププログラムとして導入いただいています。
2011年開講以来参加学生の意識変容として「制度が整っていない会社でも、自分次第で仕事と子育ての両立を可能にする自信がある」との問いに対し、肯定回答がインターン前の13%から60%に向上、「就職をしてから、ワーク&ライフ・インターンを実施していたことによる周囲との意識の違いを感じることはありますか?」との問いに対し、「はい」と答えた人が72.7%と学生に変化が生まれるプログラムとしてご好評をいただいています。
<プログラム受講学生の声>
・専業主婦思考だったが、結婚しても子供を産んでも働き続けたいと思うようになった。そのためには、周りの環境を自らの努力で作り出すことや、信頼貯金を働いてからしていくことの必要性を学んだ。
・将来、どうやって仕事を辞めないで働いていくかを意識しながら仕事をスタートしているので、モチベーションが他の人より高いと思う。子育てを少しでも経験しているから不安をあまり抱いていない。実際はもちろん大変だとは思うが、両立できる自信がある。
共働き世帯が専業主婦世帯の倍以上の1,300万世帯となり、仕事と育児の両立が当たり前となった一方、まだ結婚・出産を経験していない23~47歳の女性の92.7%が仕事と育児の両立に漠然とした不安を抱えています。※
また、近年都心を中心に進む核家族化が進んでいることでより一層周りとの繋がりが希薄になっています。その中で、大学生が「働くこと」や「家庭を築くこと」について見聞きできるのは、身近にいる家族や知り合い、もしくはメディアなどに取り上げられるスーパーウーマンといった数少ないモデルとなります。それゆえ、仕事と子育ての両立についてハードルの高いイメージから脱却できず、職業選択の際にライフイベントを考慮し、仕事については諦める、または消極的になるといったケースも少なくありません。
※ 両立不安白書より(スリール株式会社, 23~47歳の女性498名へのインターネット調査より)
『ワーク&ライフ・インターン』では、仕事と育児を両立されている家庭に学生が直接インタビューを行い、帰宅後の家事と育児のリアルな様子を実際に見ることができます。大学生が仕事と子育てを両立している家庭に実際に訪問しリアルを見る・知ることで、身近なモデルだけでは網羅されない多様なロールモデル像を得て、「10年後自分がどうなっていたいか?」学生が自らの将来のライフデザインを具体的にイメージできる構成となっています。
詳しくはこちらをご覧ください。
スリールは今後も学生向けライフデザインプログラムを通し、将来を担う若者がどんなライフステージにおいても多様な選択肢の中から自分らしい選択ができるよう、ライフキャリア教育に尽力してまいります。