政府が2023年6月に決定した「女性版骨太の方針」（女性活躍・男女共同参画の重点方針）では、プライム市場の企業の女性役員比率を2030年までに30%以上にすること、その中間的な目標として、2025年までに東証プライム市場上場企業役員に占める女性の割合を19％とすることが決定されています。
また、今年6月に発表された「女性版骨太の方針2024」では、女性活躍の機運は着実に高まりつつあるが、女性の登用が進んでいる企業とそうでない企業があり進捗には差異が見られるのが現状であるとし、企業等における女性活躍の一層の推進する取り組みを行う必要があるとしています。
こういった動きを受けて、NHK「おはよう日本」で女性管理職比率について特集が組まれ、代表の堀江が専門家として意見を述べました。
堀江は、「管理職に占める女性の割合は、日本は12.9％※と、世界各国の中でも低い水準にとどまっている（※令和6年 労働政策研究・研修機構「国際労働比較」より）」ということに対し、「人材の多様性は、企業の成長にとって不可欠であり、投資家の間でも年々重視されてきている。女性管理職の割合の低さは、日本の国際競争力の低下にもつながりかねない。社会全体で改善に向けて取り組む必要がある」と指摘。
女性管理職の育成について、女性管理職比率24.8％を達成する企業や、若手の育成として「キャリアの早回し制度」を行う企業の事例をもとに、仕事と生活の両立を組織としてどのように取り組んでいくかが紹介される中で、堀江は、キャリアアップの意欲を醸成するためにプライベートを含めたキャリアについて考える事、また5年目までにリーダー経験やハードな経験を経ることの重要性などについて言及しました。
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※番組内で、女性・男性の脳内構造の解説をさせていただいております |
放映は、NHKプラスの見逃し配信で7月30日までご視聴可能です。
配信期限：7/30(火) 午前7:45 まで
▶︎https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024072334452
※「女性管理職 育成のカギ」は10:30〜21:35あたりです
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