Q.なぜワーク&ライフ・インターンをしようと思いましたか?
子どもと触れ合えることに魅力を感じました
ワーク&ライフ・インターンの卒業生とたまたま遊んだとき、子どもの話になり、「子どもが好きならこんなのあるけどやってみれば」と誘われたのが最初のきっかけです。元々子どもが好きでしたが、最近関わることが少ないな、この機会にまた触れ合えたらいいな、と思い始めることを決意しました。また、3年生になると就活が目前に迫るので、その前にパパさんママさんをはじめとする社会人の方々のお話を聞ければいいなと思っていました。当時はクラス会やキャリア勉強会などの同期が全員集合するイベントはあまり重要視していませんでした。
Q.インターンで楽しかったことや特に印象的だったことはなんですか?
リーダー同士での大衝突です
一番印象に残っているのは、人との対立です。僕は毎期2人配置されるリーダーという役割を担っていたのですが、最終月にもう一人のリーダーと運営方針を巡って大衝突しました。今までの人生では経験しないようなことだったので、とても印象に残っています。お互いが何を考え、何のために行動していたのかを共有することで、相互理解につながり、最後までやり遂げることができたと思います。報告・連絡・相談という言葉の本質をどれだけ自分自身が理解していなかったか、身にしみて感じました。
Q.インターンで大変だったことはなんですか?それをどう乗り越えましたか?
自分がすべてを打ち明けることで相手も心を開いてくれました
前述の通り、リーダー間で意思疎通をうまくとれておらず、それが表徴化した時が一番大変でした。思っていることをすべて打ち明けたことで、相手の行動の原理を理解したことがその後の関係の向上につながりました。また、年上のペアとの関係性において、最初の頃難儀していたのは言葉遣いです。元々年上を苦手としていたので、タメ語を使うことをためらっていました。しかし、勉強会でのワークショップ内で、ペアに「タメ語やめて」と言われてから距離が近づきました。お預かりでは子ども達に「なんでさっちゃんのほうが年上なのに、てっちゃんため口なの~」と聞かれてしまうまで成長しました。(そのときは、子ども達にうまく答えられませんでしたが…)
Q.インターンの中で関わる社会人の方々から学んだことは何ですか?
自分の将来を創造していくうえで必要なことです
社会的な経験を積んだ人に自分を評価していただけたのは本当に貴重だったと思います。就活について考える中で、自分自身の価値観を検討することは全くしたことがなかったので、とても良い機会でした。また社会人の方々はあらゆる面において知識の宝庫でした。就活だけでなく、結婚・子育てなど今後自分の将来を創造していくうえで必要になることをたくさん学ぶことができました。いろんなご家庭の在り方を見ることで、家族はどんな形であってもいいのだと知ることができました。
Q.インターンで学んだことは、今後どう活きてきそうですか?
とりあえずやってみようと思うようになりました
個人的な変化として一番大きかったのは「意欲が高まった」ということです。社会人の方にメンタリングをしていただいた結果、僕にとってとりあえずやってみることが大事だということが分かり、インターン中に知った様々な講演やセミナーなどに参加してみようと思うようになりました。それだけでなく、日常の中で少しでも自分を高められる機会があれば積極的に実施しようと、生活自体が前向きなものとなりました。就活までもう時間がないという危機感から、やりたいこととやらなければいけないこと、やったほうがいいことを考えるようになりました。
Q.ワーク&ライフ・インターンに興味がある学生に一言!
それぞれの個性があるように、それぞれの発見があるインターンです
スリールのワーク&ライフ・インターンで得られるものは千差万別です。知識、経験、仲間、相談相手、ロールモデル。それぞれの個性があって、それぞれの発見があります。今のままではいけない、なにかやらなきゃ、無為な日々を脱したい、子どもと関わりたい、他大の友達が欲しい。動機もそれぞれでいいと思います。僕の印象では、手っ取り早いインターンがスリールだと思っています。次につなげるためのきっかけがたくさん得られます。決して楽な4か月ではありませんが、学生生活が絶対充実したものになります。