[インタビュー]学生・大学・行政

【インターン体験記】人と向き合い、新たな一歩を踏み出すことが重要

単調な日々から脱却したい、新鮮な環境で何かを吸収したいという思いと、子供たちと遊びたい、という思いでワーク&ライフ・インターンに応募しました。新しい世界に飛び込んだこと、新しい熱い仲間との出会い、そして自分自身と改めて向き合うことで本当の自分の気持ちに気付き、自分を変えることができました。

公開日:2019.02.07更新日:2019.02.12sourire staff

22期生 青山学院大学 法学部 3年 深沢彩人さん

 

Q.なぜワーク&ライフ・インターンをしようと思いましたか?

今とは別の環境で新しいことを学びたかった

「子供と一緒に遊びたい」といった気持ちだけで参加を決意しました。というのも、参加を決意した当時の私は公務員志望で、朝から晩まで机に向かい合って勉強する辛く単調な日々を過ごしていました。そんな時、大学二年の夏にライフガードのアルバイトをしていたことを思い出しました。今とは違って毎日のように幼い子ども達と全力で遊び、楽しかったなぁ〜と。そんな事を思い出していると、無性に子どもと遊びたくなってしまい軽い気持ちで応募してみました。何かを始める理由なんてなんでもいいと思います。その環境から何を吸収し、学ぶのかといった姿勢の方が大切になってくるのではないでしょうか?あれこれ考えすぎる前にとりあえず走り出してみるのも面白いと思いますよ。

 

Q.インターンで楽しかったことや特に印象的だったことはなんですか?

熱い仲間たちとの出会いによって新鮮な話し合いもできた

特に印象的だったのは「熱い仲間たちとの出会い」でした。スリール内には現在の社会課題に対して問題意識を持ち、問題解決のために考えアイデアを持っている人が多くいることに驚きました。最終プレゼンに向けてチーム内で話し合うことはもちろん、22期の中でも「アンテナ会」といった社会課題等について話合いをする会も定期的に開催されました。今までの私の周りにはこのようなタイプの人間が多くはなかったのでとても新鮮でした。スリールの仲間達と話をしているうちに自身の体温が上がり、社会を変えていきたいという気持ちが強くなっていったことが印象的で今でも覚えています。

 

Q.インターンで大変だったことはなんですか?それをどう乗り越えましたか?

子供たちとの向き合い方を改めて考えさせられた

特に大変だと感じたのがお預かりの中で「子ども達との向き合い方」です。お預かりを重ね心の距離が近づくにつれて、ワガママな面や乱暴な面が目立つようになっていきました。しかし、注意しなければならないことを心では分かっていても、厳しく言って子ども達に嫌われるのが嫌でついつい甘やかしてしまうことが多くありました。そんな私とは対照的にペアは子どもたちのことを真剣に考えた上で注意するときにはしっかり注意をし、その分を他のところで補うようにしている光景を目の当たりにしました。その瞬間、自分自身のことしか考えられていなかったことを反省するのと同時に、何が相手のためになるのかを考え行動するきっかけを得て少しずつ真摯に向き合うことができるようになっていきました。

 

Q.インターンの中で関わる社会人の方々から学んだことは何ですか?

自分との向き合い方を学ぶことができた

社会人の方々からは「自分自身との向き合い方」を学びました。Q1にもあるように、インターン参加当初は公務員を志望していました。しかしそれは私自身の本当の気持ちではなく、祖母の期待に応えるのと同時に家族にも安心してもらうためといった自分軸ではなく他人軸での考え方でした。そして私自身もそれで周囲が笑顔になってくれるのであればいいや。と思っていました。しかし様々な方とお話をしているうちに、社会には圧倒的な熱量と知性を持ち合わせ本気で社会を変えていきたいと考えている人がいることを知りました。私自身もスリールでのインターンを通して世の中の様々な課題について考え改善していきたいと感じました。だからこそ自分自身と真摯に向き合い自身の気持ちに素直になることで、本当にやりたいことができる環境に身を投じ裁量を持って行動するために起業することを決意できました。

Q.インターンで学んだことは、今後どう活きてきそうですか?

目の前のことに全力でコミットしたい

私はこのインターンを通して人生そのものが変わったと思います。私には幼い頃から夢があります。それは「正義のヒーロー」になることです。世の中には様々な社会課題が存在し苦しんでいる人がいることを知ってからは、その人たちみんなのヒーローになりたいと漠然と考えつつも人前で口にすることはありませんでした。僕自身が馬鹿らしいと感じてしまっていたからです。しかしインターンの中で多くの人と接したり自分と必死に向き合ったりした結果、素直な気持ちや熱い思いを表に出すことの大切さに気づくことができました。自分一人ではすべての課題は解決できなくとも、少し位ならば良い方向に運ぶことはできるかもしれません。だからこそ今は目の前のことに全力コミットし、誰かのヒーローになれたらと思っています。

 

Q.ワーク&ライフ・インターンに興味がある学生に一言!

自分の本当の気持ちに気づき、変わるきっかけを得られます!

あなたは「自分の気持ち」に嘘をついていませんか?本当はやりたい事や言いたい事があるのに、自分の気持ちを表に出してしまったら嫌われるのではないか?バカにされるのではないか?と不安に感じる。そして、それが嫌だからから自分の気持ちを押し殺して周囲の顔色を伺う。今までの私のように、あなたも自分の気持ちに嘘をつき続けながら生きていませんか?この先もずっとこのままで良いのですか?スリールのインターンでは楽しいことも多くあります。一方で、時として壁にぶつかり自身と向き合い、悩むことも多くあるかと思います。しかしその中で確実に言えるのは、いつもと違う環境に身を置くことで自身の思考を大きく変え成長する機会が必ずあるということです。新しい世界に飛び込むこと戸惑いはあるかもしれませんが、私は環境を変えてみなければ本当の「自分の気持ち」に気づかず「自分の気持ち」に対して素直に行動することができずにいたと思います。スリールでのインターンを通して変わるきっかけを得られたからこそ、今では参加してよかったと心から感じていますし、皆さんにもこの貴重な体験をしていただきたいと思っています。もしこれを読んで何かを感じてくれたのであれば、あなたも一歩踏み出してみてください。環境を変える事で見える景色も変わるはずです。軽い気持ちで参加した私がこんなにも大きく変われたのだから。
最後にこの言葉を贈ります
「Create an Action.」

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