大学生が「働くこと」、「家庭を築くこと」を学び、実際に体験することで、自分のなりたい姿を描くことができる仕事と育児の両立体験できるワーク&ライフ・インターン。学生たちがペアとなり、企業等での就業体験をするだけではなく、そこで働く子育て中の家庭を訪れ、「仕事と子育ての両立」について考え、体験しました。合わせて2日間のインターンシップを終えた後、体験内容や意識の変化等を参加学生たちがプレゼンテーションする最終報告会が9/23(月)に名城大学で行われました。
【これまでの講座 開催報告】
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▼最終報告会の開催報告はこちら
また、インターンシップの成果を紹介するレポートが愛知県のホームページで公開されています。
▼愛知県による「仕事と家庭のインターンシップinあいち」レポートはこちら
現在、本プログラムに参加した学生たちは、愛知県内の各大学でインターンシップに参加した成果を発表しています。本日は11/29(金) に名古屋市立大学にて行われた報告会の様子をご紹介いたします!
■名古屋市立大学にて参加学生のプレゼンテーションを紹介!
名古屋市立大学には、「ワークライフバランスとダイバーシティ」という教養教育科目があります。まず、経済学研究科准教授の木谷 名都子先生より、法律や社会環境の変化についてご説明いただきました。続いて、愛知県労働福祉課 扇谷さんより愛知県の企業の状況や愛知県のワークライフバランスに関する取り組みについてご説明いただきました。
コーディネーターの上松より、2019年度「仕事と家庭のインターンシップinあいち」の事業概要や子育て世代の抱える課題についてご説明した後、いよいよ最後に、学生からのプレゼンテーションです。
本事業では、愛知県内に住む働きながら子育てをするご家庭に協力を頂き、学生はペアで両立体験(子育てインターン)をします。また座学では10年後の自身の「なりたい姿」を考えたり、自分の軸や強みを見つけるワークショップを行うなどリアルな自分自身の将来について考えます。これらの体験を通して感じる社会課題、【子育て中の家庭が抱える課題に対して「〇〇」ができること】をテーマにプレゼンテーションをしました。
今回のプレゼンテーションでは、子どもが病気になった時の対応として病児保育の認知度がまだ低いこと、そして、病児保育の数が十分ではないことを課題として、病児保育の認知度向上や啓発活動の重要性を訴えました。
実際に自ら体験することで仕事と子育ての両立のリアルを知り、力強く訴える姿は、受講した大学生にとっても非常に印象的だったようです。「病児保育について初めて知ったが、このような社会課題があることに気がつくことができた」「自分たちとほぼ同じ年齢の学生が話す言葉だからこそ、特に印象的だった」と受講者アンケートで回答がありました。
今後も以下の大学で報告会が開催される予定です。
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ワーク&ライフ・インターンで様々な気づきと学びを得た学生たちが、これから先どのように羽ばたいていくのかとても楽しみです。
お隣、三重県でも学生たちが仕事と家庭の両立体験に挑戦中です。こちらの様子も随時、掲載予定ですので、楽しみにお待ちください。
▼三重県プログラムの開催報告はこちら
今後もスリールでは、仕事と育児の両立体験事業(ワーク&ライフ・インターン)を企業・大学・行政と連携して行っていきます。
仕事も子育ても将来に対するすべてを前向きに「自分でもできる」と思える若者をもっと増やしていきたい、協働したいという大学・行政のみなさん、是非ご相談ください。
スリールでは、大学や行政のプログラムとして、ワーク・ライフ・インターンを実施しています。
大学生に対して、ワークとライフを合わせた、将来を考える場を提供しています。
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