レポート

【開催報告】8/2(金)日本CHO協会「ダイバーシティ研究会」にて講演いたしました。

人事の最高責任者を志す方のためのプラットフォーム日本CHO協会にて、人事部・ダイバーシティ推進ご担当者の方向けに子育て社員のモチベーションアップについて講演を行いました。その様子をご紹介いたします!

公開日:2019.08.29更新日:2019.08.29staff

 

8月2日(金)日本CHO協会「ダイバーシティ研究会」にて【~子育て社員のやる気アップ術~時間制約を超えて、一人ひとりが活躍する組織へ】をテーマにしたセミナーを開催いたしました。

セミナーではグループワークも交えながら、子育て社員のやる気をアップさせる秘訣を考えました。

ロールモデルを増やしていく「仕掛け」を紹介

働く女性の9割以上が子育てと仕事の両立に不安を覚え、「バリバリのワーママか、活躍できないワーママの2択」しかないと感じています。また、多くの企業が直面する「制度は作ったものの、効果につながらないし、意識も変わらない」状況は、施策云々ではなく、社員が「身の周りを見て判断していることが原因」と指摘。「子育てしながら、働き続けることができる」と思えるためには、仕事と子育てを両立している身近なロールモデルの存在が必要とも指摘。こうした職場環境がないと「この会社では無理かも・・・」とあきらめる女性が続出し、負の循環に陥りかねないと警鐘を鳴らし、2〜5年かけてモデルを増やしていく「仕掛け」を紹介しました。

■「子育て中の社員」と「心配する上司」のランチミーティングのロールプレイを実施

また、「子育て中の社員」と「心配する上司」に扮してランチミーティングをするという設定のロールプレイも実施。参加者からは「どういう聞き方をすれば、不安を取り除きサポートできるのか理解できた」「ランチの場でも聞き出すのが大変なのだから、会社で行なう年一回の面談では限界があると痛感した」といった声も寄せられ、参加者はさまざまな気づきを得ていました。

<参加者の声>

●自社で復職者向けセミナーを開催する際に盛り込むべき要素が分かった。具体的でとても良かったし、ワークが勉強になった

●ママさん向けセミナーの実施内容に悩んでいたので、たくさんのヒントを貰えた

●育児中社員と、その上司の悩みや、解決しなければならない課題が見えた。自社に持ち帰り、セミナー等の参考にしたい

●弊社の課題が明確になった。やはり女性管理者のロールモデルが少ないため、管理者が増えないのかなとの印象を受けた。これから若年    層と管理者の意識の違いをあぶりだそうと思う

●弊社のキャリアアップについて改めて考える必要があると感じた。また、ミス・コミュニケーションについて体験し、理解が深まった

●人事や経営者側の視点で話を聞くことができ、大変参考になった。育休中にマインドセットをさせることの重要性や、上司との信頼関係構築の重要性が良く分かった

●ワークショップを通じ、「言葉にしないと通じない」ということが良く分かった

今回のセミナーでは、参加者アンケート結果から9割越えの満足度をいただきました。

参加者の皆様が闊達に意見交換をされ、子育て社員の活躍への関心の高さを実感しました。「子育て中の社員」と「心配する上司」のランチミーティングのロールプレイを行う「他者理解ワーク」では、ミス・コミュニケーションが起きる構造を体感頂けたと思います。今回のセミナーでご紹介したことはほんの一部ではありましたが、こうした社員の皆様が活躍できる環境づくりを、ご一緒に進めていければと思っております。

開催報告は日本CHO協会のHPでも詳しく掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

2019年8月2日開催「ダイバーシティ研究会」レポート 子育て社員のやる気アップ術 ~時間制約を超えて、一人ひとりが活躍する組織へ


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