令和元年9月より千葉商科大学で実施しておりました「ワーク&ライフ・インターンプログラム」に参加した人間社会学部・丸浜ゼミのゼミ生(2年生)22名(男子学生15名、女子学生7名)による最終プレゼンテーション会を1月26日(日)に開催致しました。
このプログラムでは、仕事と子育ての両立を体験している家庭での子育て体験を経て、10年後の社会について学生たちが考えました。
集大成となった最終プレゼンテーションまで、約5ヶ月間を最後までやり抜いた学生たちの頑張りを紹介します!
今回は、ゼミに所属する学生全員が参加となる初めての試みとなりました。必ずしもモチベーションが高い学生ばかりではありませんでした。
しかし、ご家庭での体験やその後の振り返り、プレゼンテーション発表へ向けた練習を重ねていく中で、取り組みにもどんどん力が入って行きました。自分たちの学びを発表でしっかり伝えようと努力する姿が印象に残っています。
インターン中は3人1組で体験を行い、プレゼンテーションに向けてチームで準備をしていきました。最初は体験から学んだことを整理するのも苦労していましたが、最後まで諦めることなく、お互いに気づいたことや疑問に思ったことなどを深め合い、自身にも関わる社会課題を見つけ、それに対する提案をつくっていきました。
学生たちから以下のようなアイディアが提案されました。
A:パパ、ママ、子供がHAPPYな働き方
B:信頼できる家庭を築きながらも、自分のやりたいこともできる環境 C:行動力を向上させ、若いうちから経験を積もう! D:ノートでコミュニケーションを取る E:大学生による保育AL「大学保育園」 F:仕事と子育ての同時進行 G:何事にもチャレンジ! H:自分から勇気を出して行動できる環境を提供する |
発表練習を行う度に内容をどんどん改善してくことができ、本番ではそれぞれが最高の状態で発表できたのではないかと思います。自分たちが感じたことをしっかりと自分の言葉にして伝えることができ、会場に駆けつけた受け入れご家庭の方々からも、学生の学びの大きさやアイディアの多様さに、驚きと感動の言葉をいただけました。
発表に向けて大学の講義の合間に学生同士で声を掛け合い、プレゼンテーション作成に時間をかけていました。気づいたらゼミのみんなが集まっていた、ということもあったそうです。同じチームのメンバーだけでなく、ゼミの仲間同士お互いに励まし合いながら、プレゼンテーションを形づくっていきました。
最終プレゼンが終了し、ほっと一息ついた修了式では、実は初めはインターンへの参加を面倒だと感じていたという学生もいました。とても素直だなと思いつつ、しかしだからこそ発表で語っていたそれぞれの言葉に、偽りのない素直な気持ちがこもっていたと感じます。体験を通してたくさんの学びを得ることができたことで、最後には「参加してよかった」「大事な経験になった」と振り返っていました。
みんな表情が変わり、今後の大学生活を含めた将来を考える上で重要な機会となったことが伝わってきました。これからの学生たちの活躍がとても楽しみです!
<お知らせ>
現在、スリールの自主プログラムとして、東京にて短期のワーク&ライフ・インターンを開催中です。昨年実施したクラウドファンディングにてご支援いただいた資金での実施となり、最終プレゼンテーション会が3月7日(土)に開催予定です。
4大学から5名の学生が参加しています。最終プレゼンテーション会のご見学も可能ですので、ぜひご参加ください!
▼詳細・申し込みについてはこちらから
プログラムの様子を随時ホームページでもお伝えする予定ですので、そちらも楽しみにお待ちください!
スリールでは、大学や行政のプログラムとして、ワーク・ライフ・インターンを実施しています。
大学生に対して、ワークとライフを合わせた、将来を考える場を提供しています。
▼インターンについて詳しく知りたいという方は
「ライフキャリア教育事業」のページをご覧ください。
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