ワーク&ライフ・インターンとは、共働きしつつ仕事と育児の両立するご家庭に学生たちが子育て体験に行き、自らのライフとキャリアについて考えていきます。子どもや自分、仲間と向き合うと本気で行うことで、自分のなりたい姿を描いていきます。
今回は、昨年実施したクラウドファンディングにてたくさんの皆様からご支援いただいた資金での実施となります。
2月5日~6日には事前講座が行われました。
本日は、体験を通して学んだことを参加者みんなで共有し、気づきを深め合う振り返り会とブラシュアップ会の様子をお伝えします。
12日(水)に開催した振り返り会では、それぞれ別のご家庭に体験に言った学生同士でグループになり、1回目の体験で得た気づいたことや疑問に思ったことを学生同士で共有しました。
学生からは体験から得たことをいろいろな角度からで伝えてくれました!
<仕事面> ・会社によっては自由な出社ができ子育てもしやすい ・制度だけでなく、普段からの信頼関係も大切 ・通勤時間が息抜きの時間にもなる …などなど <仕事以外の生活面> ・共働きで子どもに寂しい思いをさせるのではという不安が小さくなった ・子どもが習い事に行くと、その話題でさらにコミュニケーションの機会が増える ・家事で手を抜いても良いし必要なこと …などなど
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さらに、理想の将来の姿をお互いに出し合っていきました。
学生からは次のような意見が出ていました。
・1つの仕事に捉われず、興味のあるものに遠慮しないで活き活きと取り組みたい ・子どもやパートナーとの時間をつくれるようにするなど、柔軟な働き方をしたい ・ワークもライフも「完ペキ」を求め過ぎず、プレッシャーを自分に与えない ・仕事や家事に追われず、しっかりと子どもとの時間をつくりたい ・パートナーとのコミュニケーションの時間は大切にしたい …などなど
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19日(水)に開催したブラシュアップ会では、2回目の体験で得た気づきや疑問点についても共有し、さらに学びを深めていきました。
そして、共有した気づき・疑問点を踏まえ、理想の状態になるための課題を見つけていきました。
学生たちからは、「仕事と育児について男女の役割に対する固定概念が残り理解が進んでおらず、コミュニケーションが不足している」「評価をする人の視野が狭く、柔軟な働き方ができていない」などの課題が挙げられました。
これからは、整理した課題を解決するためのアイディアをさらに深めながら、プレゼンテーション発表に向けた準備を進めていきます。
体験で子どもの成長や力への驚き、子どもと関わる楽しさを感じた学生たち。
今後、体験で得た学びをどのように深めていくのか、プレゼンテーション発表が楽しみです!
【ご案内】3月7日(土)参加学生によるプレゼンテーション会を実施
講座や体験を通して気づいたことや疑問点などから、学生が感じた社会課題に対する提案をチームごとに発表します。
学生たちがインターンを通じて何を感じ、働くことや家庭のあり方についてどんなことを考えているか知れる機会となりますので、興味・関心を持たれた方、ご参加ください。
スリールでは、大学や行政のプログラムとして、ワーク・ライフ・インターンを実施しています。
大学生に対して、ワークとライフを合わせた、将来を考える場を提供しています。
▼インターンについて詳しく知りたいという方は
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